インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工の歯根を埋め込み補う治療方法です。
歯を失った方ならインプラントを、と考える方も少なくありません。
インプラントにしてよかったという人も多いです。
芸能人もインプラントをしている人は複数いますが、治療に失敗した人もいるようです。
「インプラント失敗芸能人」で調べてみると、和田アキ子さんがインプラントの手術で失敗し、再手術を行ったとありました。
インプラントには、メリットもデメリットもあるようです。
そこで本記事では、インプラントのメリット、デメリットを踏まえ、やらなきゃよかったと後悔している人の失敗談をブログや知恵袋からご紹介していきます。
アイデンタルクリニックで
インプラントの相談ができます
インプラントをやらなきゃよかったと後悔してる人の失敗例
インプラントは失った歯を取り戻し、見た目や食生活の向上など、あなたの生活を豊かに彩ってくれるものです。
しかしそれは治療に成功した場合。
インプラントをやってよかったという治療経験者も多くいますが、実はやらなきゃよかったと後悔している人も多くいます。
インプラントをやらなきゃよかったと後悔してる人は、どうしてそう思うようになってしまったのでしょうか。
あなたがインプラントをやらなきゃよかったと後悔しないために、過去後悔した人の失敗例を確認し、対策を練りましょう。
インプラントを後悔・失敗した人の割合
先ほど、インプラント治療が成功した人は多くいるが失敗した人も多くいると話しましたね。
では、インプラントを後悔・失敗した人の割合はどのくらいなのでしょうか。
インプラント治療を行う前に、この治療は失敗率が高く危険なものなのか、きちんと把握しておく必要があります。
しかし実際、インプラントの成功率は約97%です。
ですので、失敗する確率は約3%となります。
インプラント治療は外科手術を行いますので、どうしても成功率100%にはなりませんが、高い確率で成功する治療です。
参考:インプラント相談事務局
インプラントの失敗例
以降では、インプラントの失敗例についてご紹介していきます。
失敗例を味方につけて、「インプラント治療をやらなきゃよかった」と後悔することのないようにしたいですね。
以下のようなインプラント失敗のケースがあります。
- 上顎洞に傷をつけてしまう
- インプラントを骨にうまく定着させることができない
- フラップレス手術を行い失敗する
- 骨造成がうまくいかない
- インプラント周囲炎になる
上顎洞に傷をつけてしまう
上顎にインプラントを埋めた際に、上顎洞(じょうがくどう)に傷がつく、穴が空くなどのトラブルが起きてしまうケースがあります。
顎骨の中にある大きな空洞。
上顎骨の形にほぼ一致している。
上顎洞の下壁には上顎の歯根が接しているので、歯根の病変が波及しやすい。
このトラブルが起きると、上顎洞に膿がたまったり、最悪、インプラントが空間に落ち込んでしまうといった問題が起こります。
上顎洞に膿がたまると、激しい頭痛や、歯や目、鼻の周りが痛いといった症状が出てしまいます。
失敗談の口コミ
2週間前にインプラント2次手術して10日たったころ
歯磨きすると痛くなりその後その部分から出血して赤くなりました。
インプラントが原因で上顎洞に炎症起きてたのでしょうか?
引用元:Twitter
このトラブルを回避するためには、インプラント実績の豊富な歯科医院を選ぶ必要があります。
インプラントを骨にうまく定着させることができない
インプラント治療の中に、骨に固定させるという段階があります。
この固定をしっかりとさせないと、インプラントが骨にうまく定着しません。
インプラントが定着しなければ、ぐらついたり細菌感染といった問題が発生します。
失敗談の口コミ
大枚はたいてインプラント入れたんだけど術後にぐらつきが発生してやり直しになってしまった。
引用元:Twitter
この問題の対策として、インプラント実績の豊富な歯科医院を選ぶこと、インプラント治療前に歯周病などの病を完治させておくことが必要です。
フラップレス手術を行い失敗する
前準備、技術をきちんと確立せず、フラップレス手術を行い失敗するケースです。
歯茎を切開せず、歯科用パンチや歯科用ドリルでごく小さな穴をあけてインプラント体を埋入する方法。
切開をしないため、以下のメリットがある。
- 身体への負担が少ない
- 痛みが少ない
- 腫れが少ない
- 出血が少ない
参考:田口歯科医院
フラップレス手術はメリットは大きいですが、念入りな前準備と高度な技術が必要です。
医師の技量がなければ成功しない手術なので、安易に行うことはできませんが、実際見よう見まねで行っている歯科医院も存在してしまっています。
フラップレス手術に失敗すると、以下のような問題が発生します。
- 神経を傷つけ、麻痺がおこる
- 歯茎など不適切な場所に埋入してしまう
- 血管を傷つけ大量出血が起こる
過去、フラップレス手術を行い、動脈の損傷による大量出血で死亡事故が起きてしまった事例もあります。
フラップレス手術を行える技術、実績を持つ歯科医院を選ぶことが重要です。
骨造成がうまくいかない
インプラント治療を行う際に、骨造成術を行う場合があります。
骨造成術とは自分の骨や人工骨で失った顎の骨を補う手術のこと。
顎の骨が足りないと、インプラント体を支えられない、治療後の見た目や機能に問題が生じるといった不都合が起きてしまう。
骨不足の方は、骨造成術を進められる場合がある。
参考:あんざい歯科医院
しかし、骨造成術で骨を再生できなかった場合、細菌感染などの問題を引き起こします。
失敗談の口コミ
インプラントの骨造成、多分右失敗してる。穴あいてきた。。
不安で眠れないけど日曜日医者も連絡つかない
引用元:Twitter
こちらの問題回避方法も、インプラント治療や骨造成術の実績を持つ歯科医院を選ぶこととなります。
インプラント周囲炎になる
メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎という病気になります。
失敗談の口コミ
物を渡す用事がありKさんに久しぶりに会ったら上の歯が2本残して全部無くなってた。
どうやらインプラントのメンテナンスを怠っていたら”インプラント周囲炎”と言う病気になり上顎の骨が溶けてしまったとの事…恐ろしい…。
確か200万円ぐらい掛かったんじゃなかったかな?みなさんもお気をつけて…。
引用元:Twitter
天然歯は免疫機能があるため、病気への体制を持っていますが、インプラントはそうではありません。
毎日のケアを怠ると、すぐにインプラント周囲炎になってしまいます。
インプラント周囲炎が進行すると以下のような問題を生み出します。
- 組織や骨を溶かしてしまう
- 痛みや膿が出る
- インプラントが抜け落ちる
インプラント周囲炎にならないためには、毎日のセルフケアや歯科医院でのアフターフォローが重要となります。
インプラントを失敗したという実際の声
以降では、インプラント使用者が実際に失敗したと思ったこと、今でも不満だと思っていることをご紹介します。
実際の声➀
熱が出た
3本のうち2本はスムーズに行ったのですが最後の一本の時に凄く熱が出て薬を飲んでも効かず埋め込んだインプラントを外して貰ったそんな思い出があります。そしてしばらくしてそこにまたインプラントを入れて貰ったのですがその時はどうも無かったのです。歯医者の先生はたまにそんな事があると言っていました。インプラントは入れて良かったと思っていますこれからも歯が抜けてきたら体とお金がついて言ったら入れ歯じゃ無くインプラントを入れたいと思っています。
- インプラント歴:5年~10年
- 満足度:★3
女性
この方はインプラントを埋め込んでもらってすぐ、熱が出ました。
薬を飲んでも治らず、インプラントを取り外し、再治療を行うことになりましたが、再治療後は症状が出ることはありませんでした。
最初の埋め込み手術の際、失敗していた可能性がありますね。
治療中はトラブルがあったようですが、現在はインプラントのメリットを実感しているとのことです。
実際の声➁
保険が使えたのを知らなかった
昔、事故で前歯2本が差し歯になっていて、その2本を抜いてからインプラントにしなくてはいけなかったのだが、その2本が中々抜けず1番最初に仮物を指すときにの治療に5時間くらいかかったのと、麻酔効きにくいタイプで痛みも凄く大変だった。事故での治療だったので最初の時なら保険が使えたので後々痛い思いしてインプラントに治療し直さなくてはならないなら最初からやってしまっていれば良かったとおもった。
- インプラント歴:2年~5年
- 満足度:★4
女性
基本的に保険が適用されないインプラントですが、以下の特定条件のいずれかに該当し、ブリッジや入れ歯などの治療では回復が難しいと診断された場合にのみ、保険での費用負担が可能となります。
- 生まれつきあご骨の1/3以上が連続していない、または形成不全の場合
- 病気や事故などの事情で、広範囲にわたりあごの骨を失った場合
- あごの骨を失った後、骨移植によって顎の骨が再建された場合
- 顎の骨の形成不全の場合
この方は事故で歯を失ったのですが、その際、インプラントではなく差し歯にしました。
しかしその後、インプラントにしようとしたときに、事故当時であれば保険が適用できたことを知ったそうです。
保険が使えたのに使わなかったことを大変後悔しています。
この方のように本来使えたはずのものを逃さないために、調べることを怠らないようにしましょう。
実際の声➂
歯科医院選びを間違えた
やはり費用が歯医者によって全然違ったため、情報収集にも時間がかかってしまいました。安くかつ実績があるところを選び、その結果市街の距離がある歯医者にしました。治療中は良かったのですが、その後の定期検診やメンテナンスのことを考えると、自宅からすぐに通える歯医者の方が良かったと思いました。結局定期検診はサボってしまっています。次何かあったらとても行きずらくなってしまいました。
- インプラント歴:2年~5年
- 満足度:★4
女性
インプラントの治療のことだけを考えて歯科医院を選んだそうで、後々歯科医院選びを失敗したと述べています。
自宅から遠い歯科医院を選んでしまうと、それだけで負担となります。
さらに、1回サボると歯科医院に生きにくくなり、そのままズルズルと縁遠くなってしまうでしょう。
つまり、通いやすさという点も考慮して歯科医院を選ぶ必要があります。
実際の声➃
隙間ができた
奥歯だった為親知らずを抜いてインプラントとしてつけました。もともと注射がかなり苦手な為、施術中の麻酔が辛かったです。治療後しばらく腫れが治らず、痛みで夜眠れなかったこともありましたが、腫れが引き抜糸後は何も問題ありません。ただ定期的に検診をした方がいいとわかっていてもうっかり忘れてしまうことがあったり、隙間ができてしまったのか唐揚げやえのきなど細い繊維質の食べ物を食べた際にすごく挟まって気持ち悪いです。
- インプラント歴:5年~10年
- 満足度:★4
女性
この方は隙間ができてしまって食べ物が挟まってしまうと言っています。
原因はわかりませんが、定期健診を忘れてしまうと述べているので、このままだとインプラント周囲炎になってしまう可能性があります。
セルフケアだけではどうしても限界がありますので、定期健診を欠かさず行った方がよいです。
実際の声➄
色が合っていない
3本のインプラント治療でしたが何回も歯科に通い、治療期間も長くとても面倒に感じました。メンテナンスにも通わなくてはいけないようで治療して満足とは思えません。既存の自分の歯と色味があっていないと感じていますし、歯科を良く選ぶべきだったと後悔しています。口コミは当てにならないとわかりました。費用も最初のカウンセリングに聞いた値段より高かったです。
- インプラント歴:2年~5年
- 満足度:★3
男性
既存の歯と色味が合っていないインプラントを埋め込んだとのことで、後悔しているようです。
経験が豊富な歯科医院であれば、このようなトラブルは起きにくかったでしょう。
この方は口コミを見て歯科医院を選んだとのことですが、選ぶ基準は実績が豊富かどうかです。
必ず歯科医院の公式サイトやパンフレットに目を通しましょう。
インプラントのデメリット
インプラントが絶対だめと噂される理由・デメリットは以下となります。
インプラント治療をやらなきゃよかったと後悔してしまう場合は、以下のデメリットを感じてしまう際です。
- 外科手術のリスク
- インプラントをやめたほうがいい人がいる
- インプラント治療の期間が長期化するリスク
- インプラント治療の費用が高い
- 継続してメンテナンスを行う必要がある
- インプラントがダメになったときに再治療が難しい
- 強く噛みすぎるようになるリスク
- 治療後・老後にインプラント周囲炎のリスク
- 歯医者によって技術の差が大きい
特に、高い費用を払ったにも関わらず、インプラント治療が失敗したといったデメリットが重なった際に、やらなきゃよかったと後悔される方は多いです。
治療を受けてから痛みが出るようになるなどの後遺症が残ったり、老後にインプラント周囲炎になりインプラントがダメになったりした場合、再治療を受ける必要があります。
この再治療にさらに費用がかかってしまうので、それは不満に思いますよね。
インプラントの老後のデメリットなど、絶対だめと言われている理由については、以下の記事で詳しくご説明しています。
インプラントのメリット
インプラントのデメリットについてお話しましたが、それでもインプラント治療を行おうという方は多くいます。
それは、インプラントをすると以下のメリットがあるからです。
- 噛む力や話す力を取り戻せる可能性がある
- 健康な歯への負担が少ない
- 見た目が自然なので気にならない
歯を失った人にとって、噛む力、話す力を取り戻せるというメリットは手を伸ばさずにはいられない魅力でしょう。
私の家族に、歯をすべて失ってしまった人がいましたが、食事は柔らかいものしか食べられず、お年寄りでしたのでよくむせていました。
噛めないというのは誤飲のリスクも伴います。
歯を取り戻すことは家族にとっても安心感を与えてくれます。
特に老後の生活を送っている方々にとっては、インプラントのメリットは数々のデメリットを上回るほど魅力的なのです。
インプラントのメリットについて、以下の記事にて詳しくご紹介しているのでぜひ合わせて確認してみてください。
他にも、アメリカでインプラントが減少している理由や、インプラントが癌になるというのは本当なのか、インプラントを勧めない歯医者がいる理由などもご紹介しています。
インプラント治療の前に
メリット・デメリットを理解しましょう
インプラントで後悔しているって本当?実体験ブログを紹介
インプラント治療を受け、やらなきゃよかったと後悔そうになった人が実体験ブログを掲載しています。
以降では、インプラントによって後悔した、失敗した実体験を記載しているブログをご紹介します。
アラフォー女、挑戦日記
引用元:アラフォー女、挑戦日記
インプラント治療の成功率は約97%と言われていますが、その97%から外れてしまった40代女性の方の失敗談が綴られているブログです。
インプラントの手術後、痛みがひどく続き、歯医者の対応も粗雑だったため何回も歯科医院に通う羽目になったと書かれています。
さらに、埋め込んだ仮歯の長さがあっておらず、数日後に抜けてしまい再治療を受けることになったと後悔しています。
インプラントの失敗写真も載せられています。
どうやら感染対策のしっかりしていない歯医者を選んでしまったようです。
しかしその後の経過は順調と書かれていますのでひとまず安心ですね。
このブログのように、感染対策が徹底的にされていない歯科医院だとインプラントを後悔する場合が多くなります。
やらなきゃよかったと思わないためにも、歯科医院選びは慎重になりましょう。
Muu Co.
引用元:Muu Co.
こちらのブログでは、インプラント手術直前の会話で後悔しそうになったと書かれています。
いざ手術を行うときになって必要な道具がそろっていないという会話が聞こえたとのことです。
それは急に怖くなりますね。
それでも手術は順調に済んだのですが、手術30分後に麻酔が切れると、かなりの痛みが押し寄せてきたとのことです。
幸い歯科医院にまだいたので、すぐに麻酔を打ってもらい事なきを得たそうですが、あのまま帰っていたら後悔することになっていたと紹介しています。
インプラント治療経験豊富な歯科医院では、設備、準備がしっかり整っています。
実績を確認し、歯科医院を選びましょう。
KUROKO Blog
引用元:KUROKO Blog
インプラント治療を受けた歯科医院選びを後悔したという失敗談が書かれたブログです。
この方は、行きつけの歯医者とインプラント治療を受けた歯医者が違うところだったそうで、普段のメンテナンスは行きつけの歯医者へ通っていたとのことです。
インプラント治療を受けた数年後にインプラントが欠けてしまい、行きつけの歯医者へ行ったそうですが、インプラントを入れた歯医者に行って治療することをおすすめされました。
こうした経験から、インプラント治療を行う歯医者は、将来のメンテナンスも踏まえて選定すべきと後悔したようです。
インプラント治療の歯科医院は
慎重に選びましょう
インプラントをやらなきゃよかったという知恵袋の口コミ
ブログの他に知恵袋でも、インプラントをやらなきゃよかったという口コミがあります。
以降では、知恵袋の中から、インプラントをやらなきゃよかったと後悔している口コミをご紹介します。
奥歯にインプラントを入れたことを後悔
奥歯にインプラントを入れたことを後悔しています。
数日間一人で悩んで、どうしようもないのでどなたかアドバイスください。数年前、歯根嚢胞で左の一番奥を失いました。
それでインプラントにしたのですが、最近になって1番奥であれば無くても大丈夫との情報を目にして、辛くてたまりません。
というのもインプラント自体あまり上手くいってなく、今度違う病院で12万で修正を受ける予定だからです。
放置でいいならインプラントなんかしなきゃ良かったと心から思います。
引用元:知恵袋
インプラントの治療がうまくいっておらず、再治療をしなければいけなくなった、と後悔している口コミです。
この知恵袋の方は一番奥の歯を治療したそうですが、奥歯はなくても問題ないという意見を聞いて、治療もうまくいっていないため、インプラントの治療をやらなきゃよかったと後悔しています。
修正費用も12万と高額です。
インプラント治療に成功していたら気持ちの問題は変わったかもしれませんが、再治療が必要になってしまった状況であれば、やらなきゃよかったと思う気持ちはとてもよくわかります。
また、初めに下調べの際や歯科医院で「奥歯はなくても問題ない」と話を聞いていたらインプラント治療を後悔せずに済んだでしょう。
痛みが取れず撤去に
半年前に奥歯にインプラントを入れました。
手術終了当初から痛みがあり、そのうちおさまるという話でしたが、痛みの増減はありますが、痛みが取れません。
特に、食事をすると、歯というより、骨にかけて響くような痛みがあり、インプラント側で食事ができない状態が続いています。
また、酷くは無いのですが、痺れてるような感覚もあり、半年感非常に苦痛です。
何度か検査もしましたが、検査上ではうまくいっているようで、薬など飲みながら様子を見ましょうと言われたのですが、半年感の苦痛も我慢の限界で撤去したいと申し出ています。
撤去するなら割引して再手術しますと言われました。
再手術でまたお金をとるのか?というスッキリしない気持ちです。
引用元:知恵袋
こちらはインプラント治療を行ってから半年間、痛みが続く後遺症があったという知恵袋の口コミです。
検査を何度も行ったとありますが、通常の歯科治療とインプラントは勝手が違いますので、後遺症の異変に気付くことができなかった可能性があります。
この知恵袋のような実績が少ない歯科医院でインプラント治療を行うと、後々やらなきゃよかったと後悔することになる可能性があります。
年を取って精神的不安に
もっと沢山病院をまわって、色んな先生のお話を聞いてからにすればよかったと、今になって後悔しています。
年を重ねると色々な事が不安になります。インプラントは後戻りができません。
除去には手術が必要で、心理的肉体的負担は入れる時はよりはるかに大きく、また、リスクも伴います。
私は除去したいですが、怖いですし、歯医者からは歯科的には問題がないため、それを抜くのは…と言われていますが、精神的不安が続くようならば、除去も考えなければいけませんね、と。
入れ歯やブリッジならば、どうにでも出来ます。手術しなくていいからです。
死ぬまで、あごの骨の中にずっとチタンが埋め込まれているのですよ?私はそれが、とても恐くなってしまったのです。
今は精神的不安から、うつのような状態が続き、不眠に悩まされ、家事もままならず、毎日インプラントの事ばかり考え、生活にも支障が出ています。
引用元:知恵袋
この知恵袋の方は、年を取って体内にチタンが埋め込まれているということに精神的不安を感じ、うつのような状態が続いている、やらなきゃよかったと後悔しています。
インプラント治療ではチタンという金属を埋め込みます。
確かに多くの金属は、体液などでイオン化し、溶けてしまうなどの危険性もあります。
しかしチタンは例外で、酸素と結びついて瞬時に表面に強固な膜を形成し溶けてしまうことはありません。
何らかの理由で膜が傷ついても瞬時に再形成しますので、体内に埋め込める安心な金属なのです。
この方は、それでもやらなきゃよかったと、インプラントに精神的不安を感じてしまうとのことですが、医学的に見てチタンの安全性が高いことに変わりありませんのでご安心ください。
しかし万が一、異変が起きた際はすぐに歯科医院へお問い合わせをお願いします。
体調悪化でインプラントに痛みが
叔母は6年ほど前あわせて2本インプラントをいれたそうです。
数年間は快適だったそうですが、ある病気になり入退院を繰り返すようになると、インプラントから激しい痛みがおそいだし、しかし体力が落ちているので、撤去の手術も体力が戻ってからといわれておりもだえ苦しんでいます。
インプラントを打つための骨を足す手術?もしているらしく、顔の左右も歪んでいる感じです。
叔母は裕福ではなかったけれど、歯医者に部分入れ歯はいずれ総入れ歯になる可能性が高いし、ほとんどの人が違和感を感じて合わなくて使わなくなる、インプラントが最適といわれて、ローンをくんでまで入れたのに。
知人も入院したことはあるけど、入れ歯は手入れが楽だし入れたくない時は外せばいいだけ、問題なかったようです。
しかも、入れ歯が原因で歯が無くなるようなこともなかったといっています。
今のは最新の入れ歯だそうで(15万くらいするそうです)一緒に飲み会や外食もしていたのに、まったく気がつきませんでした。
叔母が歯医者から受けた説明と違いますよね。
インプラントは病気や寝たきりなど、管理がしにくくなった状況になったら実は非常にリスクが大きいのではないですか?
外科手術なのにメリットばかりでデメリットがあまりにも言われなさ過ぎている気がします。
そのような事を書いているサイトはほとんどないことも気になりました。
インプラントばかり推奨している最近の歯医者に腹が立つし、叔母にインプラントをすすめた歯医者にも怒っています。
引用元:知恵袋
インプラントを入れて数年後、ある病気にかかったことでインプラントが痛み出したという口コミです。
この知恵袋では、そもそもインプラント治療を行った理由は、入れ歯ではなくインプラントの方がおすすめ、と歯科医院に言われたからだと言っています。
しかし、歯科医院で言われたような入れ歯のデメリットは入れ歯使用者曰く経験がないそうで、むしろインプラントにしたことにより不都合が起きているのでやらなきゃよかったと後悔している旨が綴られています。
やらなきゃよかったと言う方々の中には、歯医者が軽率にインプラント治療をすすめたことに遺憾と感じている方も多くいます。
歯科医院は治療前に必ずインプラントのメリットだけでなくデメリットも説明しなければいけません。
デメリットを説明し合意を得るプロセスをきちんと踏んでいる歯科医院でなければ、やらなきゃよかったと後悔する可能性があります。
怪しいと疑った方がよいでしょう。
インプラントのために抜歯、後悔してます
歯周病で数本の歯が抜け、インプラントを考えましたが、400万と言われ、諦めかけたのですがYouTubeでオールオン4というインプラントがある事を知りました。
調べたところ180万でできる、そのかわり残ってる歯を全部抜歯する必要があると言われました。
残っていた上顎の歯を全て抜歯し、オールオンフォーにしました。
しかし元々歯周病だったのと、転倒して前歯を打った時、繋がってるせいで顎の全てが痛くなり(顎全てが捻挫のような状態)食事などは痛くて不可能、ミキサーにかけたとろみのついたスープのようなものを啜るのみになってしまいました。
今は撤去を検討していますが、骨が溶けてると言われ、入れ歯もどうなるかわかりません。
死ぬほど後悔しています。
YouTubeで夢の治療かのように宣伝していた人物と歯科医にムカついています。
インプラントはリスクがある治療だと言う事もっと知られるべきだと思いませんか。
引用元:知恵袋
YouTubeで宣伝していた歯科医院を見て、そのインプラント治療を行ってみたが失敗しやらなきゃよかったと後悔しているという知恵袋の口コミです。
インプラント治療は高額で、確かに部分的にインプラントにするよりも全てインプラントにしてしまった方が安く済みます。
しかしこの方はもともと歯周病だったそうです。
そもそも歯周病治療を行ってからでないと、インプラント治療はおすすめできませんし、歯医者に止められるはずです。
また、オールオン4は全ての歯を連結させるインプラントなので、1つの歯がダメになってしまうと全ての歯に影響が出ます。
このようなデメリットの説明をきちんと受けていなかったのでしょうか。
歯は一生、毎日使用するものです。
軽率にすべて抜く判断をせず、必ずその後のデメリットも考えて判断してください。
そのために、丁寧な説明、相談をしてくれる歯科医院を選ぶことは重要なポイントとなります。
治療前に、
インプラントについてしっかり勉強しましょう
インプラントを相談する歯医者を選ぶ時のポイント
インプラントをやらなきゃよかったと後悔している方々の失敗談をブログ、知恵袋を通してご紹介しました。
ご紹介した失敗談から、なぜインプラントを後悔したのか、何が原因で失敗したのか、理由が見えてきたと思います。
やらなきゃよかったと思った方々の一番多かった原因は、きちんとした歯科医院を選ばなかったこと。
ちゃんとした歯科医院を選んでいれば、痛みに悩まされることも、不安に思うことも軽率にすすめられることもなかったことでしょう。
では、どのような歯科医院を選んだら正解なのか。
以降では、インプラントを相談する歯医者を選ぶ時のポイントをご紹介します。
歯医者を選ぶ時のポイント
インプラント治療を依頼する歯医者を選ぶ時のポイントは以下の通りです。
- 実績が豊富
- インフォームド・コンセントがある
- アフターフォローがある
では、これらのポイントについて詳しくご説明していきます。
実績が豊富
歯医者の実績が乏しいと、先ほどご紹介した以下のようなインプラント失敗・後悔事例が出てきます。
- インプラントの手術に失敗した
- インプラント手術の際に不安になる
- 治療後、痛みが止まない
- 歯周病が治ってないのに治療を行い失敗した
たとえ成功率が97%と言っても、インプラント治療は高度な外科手術を行う治療です。
さらに、インプラント治療は通常の歯科手術とは異なる処置を必要としますので、必ずしも、歯の治療で評判の良い歯医者、行きつけの歯科医院が良いとは限りません。
安心できるインプラント実績が豊富な歯科医院をじっくりと選ぶべきです。
インプラント治療の実績が豊富な歯科医院であればあるほど、信頼性のある歯科医院といえます。
実績が公式サイトやパンフレットなどに掲載されているところを一つの基準として探してみてください。
インフォームド・コンセントがある
インフォームド・コンセントが徹底されているかどうかも歯医者を選ぶ時のポイントになります。
医師は治療目的や治療内容を患者に説明し、治験への参加をお尋ねします。
患者の自由な意思にもとづく文書での同意があってからでないと治験は始められません。
この「説明と同意」のことを「インフォームド・コンセント」といいます。
引用元:厚生労働省
わからないこと、確認したいことなど、納得するまでどんなことでも質問し、患者がしっかりと納得したうえで治療を進められるよう徹底されている歯科医院なら安心して施術を受けることができます。
もしインフォームド・コンセントが徹底されていない歯医者で治療を行うと、先ほどの知恵袋の以下のような後悔をすることになります。
- 奥歯はなくても問題ないと知らず、治療し失敗した
- メリットだけ教えられ、デメリットについて深く知らずに治療を行い後悔した
- オールオン4のデメリットを聞かずに後悔した
施術前の相談をきちんと行ってくれる歯科医院であれば、あの時歯医者が言ったことを信じなければよかった、などという後悔をすることはなくなります。
インフォームド・コンセントを大事にしているかどうかも、歯科医院を選ぶ際のポイントとして考えましょう。
アフターフォローがある
アフターフォローがあるかどうかも、歯科医院を選ぶ際の大事なポイントです。
インプラントはメンテナンスをきちんと行うことで長く使用できます。
インプラントの寿命は10~15年が平均と言われていますが、メンテナンス次第で長く扱うことができ、メンテナンスを怠れば、平均よりも短い期間で駄目にしてしまう可能性もあります。
もしインプラントのアフターフォローを行っていない、もしくは粗雑に行っている歯医者だと、先ほどご紹介した失敗談のうち、以下のような同様の後悔をすることになる可能性があります。
- 何回も歯科医院に通う羽目になる
- インプラントに不備が起きた際、行きつけの歯医者だと不安がある
インプラント治療を取り扱っている歯科医院のアフターフォローが手厚いかどうかもしっかり確認してください。
インプラントの相談におすすめの歯医者
以降では、具体的なインプラントの相談におすすめの歯医者についてご紹介します。
もしご紹介する歯医者のお近くにお住まいでない方も、対象の歯科医院の公式サイトを確認し、どのような事項が書かれていると良い歯科医院なのかなど、歯医者を選ぶ際の参考にしてみてください。
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店舗名 | アイデンタルクリニック
画像引用元:アイデンタルクリニック公式アカウント
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ジャンル | 歯科医院 |
店舗数 | 3店舗(東京・神奈川) |
機能目的 | インプラント |
口コミ | 3.8 |
来院実績 | 累計32,666本 |
メリット | 見積り無料 (CT撮影・診断・カウンセリング) |
手法 | インプラント施術 |
来院目安 | 1度の来院でもOK ※術後、半年に1度 メンテナンス(6,100円/回) |
施術時間 (1回) |
30分/本 |
初回価格 (税込) |
7.7万円/本~ ※総額15.4万円~ (4,620円/月・36回払い) |
2回目以降 (税込) |
– |
回数縛り | – |
保証 | 最大30年 ※何度でも交換OK |
公式サイト | 公式サイト |
※継続目安は口コミから抜粋しており、個人差がございます。効果の保証ではありません。※2022/8/4時点の情報です。※口コミの引用元:Google(アイデンタルクリニック)
当記事が相談におすすめする歯科医院は、アイデンタルクリニックです。
アイデンタルクリニックでは、歯科衛生士ではなくインプラント専門医が診査、診断、治療計画などを行ってくれます。
歯科衛生士がインプラント治療を担当する歯科医院もありますが、インプラント治療は通常の歯科治療とでは勝手が大きく違います。
インプラント専門医だと経験豊富なので、安心して相談しに行くことができますね。
インプラント治療をやらなきゃよかったと後悔しないためにも、不安要素は相談の際に全て取り除きましょう。
また、アイデンタルクリニックはCT撮影、診断、カウンセリング、見積もりまで完全無料と公式サイトに書かれています。
CT撮影、診断を行った後、契約が成立しなくても無料とのことです。
費用も良心的で、こちらとしてはとてもありがたいですね。
また、32,666本の施術実績を持っており、最長10年の保証やアフターフォローも行ってくれるので、信頼性の高い歯科医院です。
インプラントを後悔しないために
ポイントをおさえましょう
まとめ
本記事では、インプラントのメリット、デメリットを踏まえ、やらなきゃよかったと後悔している人の失敗談をブログや知恵袋からご紹介していきました。
なぜ、やらなきゃよかったと後悔してしまったのか、その原因を知り、では自分はどうすればいいのか、ぜひ参考にしてください。
最後に、インプラントを後悔しないための重要なポイントをおさらいします。
- メリット、デメリットを把握して治療を受けるか判断する
- インプラントでないとだめなのか、熟考する
- 契約前に、歯科医院と納得いくまで相談する
- 将来のことも踏まえて治療を受けるか考える
- 実績が豊富か、インフォームド・コンセントがあるか、アフターフォローがあるかを基準に、歯科医院を選ぶ
インプラントはメリットが大きいですが、高額でリスクもあり、年単位で付き合っていくことになる治療法です。
単に失った歯を取り戻す治療をしたいのであれば、インプラントではなく入れ歯やブリッジといった選択肢もあります。
なぜインプラントにしたいのか、インプラントでないとだめなのか、自分の希望と状況にきちんと耳を傾けてください。
あなたがインプラントで将来後悔することの無いよう、本記事で手助けができれば幸いです。
自分の中の優先順位を考え、
インプラント治療を受けるか判断しましょう
※本ページの情報は、2022年11月6日時点のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。※独自調査と記載のある口コミや評価は、クラウドソーシングサービスを利用して、実際に商品やサービスを利用したことがある方でアンケート集計を実施しまとめております。※本ページに記載の効果・継続目安は個人差がございます。
しかし一方で、インプラントをやらなきゃよかったと後悔している人たちもいます。