インビザラインは後悔する?口コミ・評判や失敗しないコツを紹介

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歯科矯正治療の一つに「インビザライン」という矯正方法があります。

インビザライン矯正とはアライナーと呼ばれる、透明のマウスピースを使った矯正で、他のマウスピース矯正と違い、奥歯を含む全体矯正をすることも可能です。

約2週間ごとに新しいアライナーに交換し、理想の歯列へと近づけていきます。

インビザラインを含む多くの矯正方法は高額なので後悔がないよう、自分に合う方法を歯医者で相談し、きちんと納得した上で治療を進めていく必要があります。

そんな時に参考にしていただきたい、インビザライン矯正に関する口コミや失敗しないコツを今回はご紹介します。

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目次

インビザラインは後悔する?Yahoo!知恵袋の口コミ・評判を紹介

平均的なインビザラインの治療期間は2年〜3年と言われています。

ワイヤー矯正の治療期間は1年〜3年程度と言われているので、インビザライン矯正の方が治療期間が比較的長めな治療方法です。

理由は一つのマウスピースで歯を動かすことのできる距離が0.25mm程度と短いため、その分時間がかかります。

ここからインビザラインを体験した人の口コミを見ていきます。

食事がつらい

インビザライン矯正は食事の時はアライナーを外します。

噛んだ時に、違和感があったり、痛みを感じることがあるようです。

特に新しいマウスピースに交換したてだと痛みを強く感じるんだとか。

痛い

インビザラインはワイヤー矯正に比べ、痛みが少ない矯正方法だと言われています。

ワイヤー矯正に比べ、歯を動かすためにかけることのできる圧力が少なく、移動距離も短いためです。

しかし、実際に歯を動かしていることには変わりないので痛みを感じる人は多くいらっしゃいます。

特にアライナーを新しいものに交換した時や、アライナーをつけ忘れていて久しぶりに装着する時などに、痛みを感じるようです。

やらなきゃよかった

「インビザラインの仕上がりに納得がいかない」「ワイヤー矯正にしておけばよかった」と後悔している人の声も見られます。

結果的に痩せる

インビザライン矯正をはじめると痩せるという口コミがありました。

これは食事を摂るためにアライナーを外さなければならないことから、取り外しが面倒で間食が減ったり、一時的に痛みで思うように食事が摂れないということが関係しているようです。

しかしこれには個人差がありますので、インビザライン矯正で必ず痩せるというわけではありません。

また、インビザライン矯正で歯列が整うことで、口周りがシュッとし、顔全体が痩せて見えるという効果もあるそうです。

インビザラインを後悔する理由

インビザライン矯正は以下のような方にはおすすめできません。

インビザライン矯正が向かない人

  • 装着時間などのルールを守れない
  • アライナーの自己管理ができない
  • 歯列がひどく乱れている
  • インプラントが入っている

インビザライン矯正はワイヤー矯正とちがい、矯正装置を自分で取り外すことができます。

しっかりと歯を動かすために1日22時間以上の装着が求められています。

それを守れない人は治療期間が伸びたり、思ったような仕上がりにならない可能性があります。

アライナーの交換を適切なタイミングで行ったり、自己管理が必要となるので、ルールが守れないズボラな人にはインビザラインは向いていません。

また、インビザラインには対応できる症例が限られています。

抜歯が必要なケースや、歯列がひどく乱れているなどの場合、ワイヤー矯正をすすめられることもあります。

インプラントが入っていると矯正治療ができないので、いずれの場合も歯医者で相談して自分がインザビライン矯正が可能かどうかを判断してもらいましょう。

マウスピースとワイヤー歯科矯正のメリット・デメリット

ワイヤー矯正のほうが早い場合がある

歯列によってはワイヤー矯正の方が治療期間が短く済むことがあります。

ワイヤー矯正の方が全ての歯を大きく移動させることができるため、治療期間が短くなることが多いです。

インビザライン矯正はもともとひどく乱れた歯列には向いていません。

初めからインビザライン一択で話を進めず、プロである歯科医とよく相談の上、適切な矯正方法を決めるようにしましょう。

マウスピースを22時間装着するのが難しい

インビザラインのマウスピースの装着時間は22時間以上とされています。

基本的に食事と歯磨きの時以外は装着することが求められます。

マウスピースを22時間以上装着するのが難しいと、結果的に歯医者にて管理をしてもらえるワイヤー矯正の方が早く済むことがあります。

インビザライン矯正のルールをしっかり守り、自己管理ができない人は思うような歯列を叶えられず、結果的にお金を無駄にしてしまうこともあります。

自分の性格のこともしっかり考え矯正方法を選ぶ必要があります。

歯科医選びで失敗

満足いく矯正治療を行うためには、歯科医選びも重要です。

歯科医の技術・経験・知識によって仕上がりが左右されることもあります。

歯科医を選ぶにはインビザラインの症例数(プロバイダーランク)を確認したり、認定インビザラインドクターを選ぶようにするという方法があります。

症例が多く、認定を受けているドクターであれば知識がある場合が多く、安心材料になります。

歯科医選びは慎重に行うようにしましょう。

インビザラインで後悔する失敗症例の原因と対処法

「インビザライン矯正をして後悔した」と感じる人の失敗症例には以下のようなものがあります。

インビザライン矯正

  • 歯並びが逆に悪くなった
  • 治療期間が伸びて、費用が高くなった
  • 歯茎が下がった
  • 噛み合わせが合わなくなった
  • 後戻りした

このようになってしまう原因と対処法を確認していきます。

出っ歯になるなど歯並びが逆に悪くなる

インビザライン矯正の完了後や、治療が進むにつれ、口元が前に出てきて「出っ歯になった気がする」と感じる人がいるようです。

これは歯を並べるための十分なスペースを確保しないまま、矯正治療を始めてしまったり、スペースに限界がきてしまうと、歯が前方に移動しながら並んでしまうために起こる失敗症例と言われています。

インビザラインで出っ歯にならないように防ぐためには、抜歯などをして歯を並べるためのスペースを確保してから治療を進めていくなどの必要があります。

抜歯が必要と判断された場合には、後から出っ歯になって後悔しないように、歯科医の判断に従うようにしましょう。

また、一度インビザライン矯正で出っ歯になってしまった歯は、ワイヤー矯正で治すことが多いようです。

治療期間が長くなって費用が高くなる

インビザライン矯正の治療期間は2〜3年が平均と言われています。

しかし、中には治療期間が長くなってしまい、費用がかさむこともあるようです。

治療期間が長くなる原因には主に

  • 装着時間を守らなかった
  • 虫歯ができた

などがあります。

22時間以上の装着ができないと、十分に歯が動かず、その分治療期間が伸びてしまいますので必ず装着時間を守りましょう。

また、虫歯ができて治療のために歯を削ったり抜いたりすると、歯の形が変わってしまいアライナーが入らなくなってしまうことがあります。

虫歯治療の間、矯正治療を進められなかったりアライナーを作り直す時間が必要になったりするのでその分矯正期間が伸びてしまうことがあります。

矯正期間中はきちんと歯を磨くようにしましょう。

歯茎が下がる

インビザライン矯正をした人の中にはまれに「歯茎が下がった」と感じる人もいるようです。

理由はインビザライン矯正中に、マウスピースを装着することで細菌がたまりやすくなり、歯周病になることがあるからです。

歯周病になると歯茎が下がりますので、インビザライン矯正そのものが歯茎を下がりやすくするのではなく、矯正に伴う口内環境の悪化によるもので歯茎が下がってしまうことがあるようです。

歯周病だけでなく、矯正治療中は虫歯になるリスクも高まります。

歯周病、虫歯を防ぐためには常に口内環境を清潔に保ち、歯茎や歯に異変を感じたらすぐに歯科医師へ相談するようにしましょう。

他に起こるトラブルとしては「歯根吸収」というものがあります。

歯根吸収とは歯の根っこが短くなってしまう現象のことを言います。

インビザライン矯正に関わらず、矯正治療では稀に起こることで、歯に強い力を加えると歯根にかかる負担が大きくなってしまい、歯根吸収が起こると言われています。

矯正治療によって歯根吸収が起きた場合には、定期的にレントゲンを撮り経過観察を行います。

矯正治療が終われば、歯根吸収は止まるので、何か処置をするということはほとんどないようです。

嚙み合わせが合わなくなる

インビザライン矯正で歯が移動することで、噛み合わせがずれてしまうことがあるようです。

インビザライン矯正は歯列だけでなく、噛み合わせを改善することにも優れた治療法です。

しかし歯科医師のスキル不足によって「歯列は整ったけど、噛み合わせが悪くなった」ということが起こることがあります。

これには、信頼できる歯科医師を選ぶこと、また自分でも治療が計画通り進むように、装着時間などのルールをしっかり守ることが重要です。

後戻りする

インビザライン矯正に関わらず、歯を動かすと歯は元に戻ろうとする力が働きます。

どの矯正方法でも後戻りのリスクはありますので、矯正治療が終わった後の「保定期間」で後戻りしないようにする必要があります。

保定期間は歯医者によって違いますが、自己判断で装着をやめたりしないように装着時間と装着ルールをしっかりと守る必要があります。

インビザラインで後悔しないために!成功率をあげるコツ

インビザライン矯正を後悔しないためには

  • ルールを守る
  • 知識のある歯科医と治療計画を立てる
  • 自分に合う矯正方法を検討する

ことがポイントです。

以下で詳しく見ていきます。

治療期間はルールを守る

インビザライン矯正は治療期間のルール「装着時間」「交換時期」などをしっかり守ることで、治療計画が順調に進み、治療の成功率をあげることができます。

知識と経験ある歯科医とゴールが明確な治療計画を立てる

歯科医選びは慎重に行い、「このような歯並びにしたい」「ここを治したい」と明確なゴールを持ち、きちんと治療計画を立てるようにしましょう。

疑問があればその都度解消して、不安がない状態で治療を進めていきましょう。

いろいろな歯科医の話を聞いて、自分に合った歯医者を選ぶのもいいでしょう。

自分に合う矯正方法を検討する

ひとりひとりに合う矯正方法は違います。

ライフスタイルや性格を考慮し、続けられそうと判断できる矯正治療を選びましょう。

なんとなくで決めてしまうと、途中で挫折したり後悔したりしてしまう可能性があります。

自分に合う矯正方法を慎重に決めていきましょう。

インビザラインで後悔したくない人が持つよくある質問

最後にインビザライン矯正でよくあがる質問について回答していきます。

インビザラインで後遺症はある?

歯根吸収、歯周病などがあります。

歯根吸収は矯正治療が終われば止まりますので経過観察をすることがほとんどです。

歯周病は、口内環境を綺麗に保つことで防げる可能性が高まります。

チューイーを噛むと痛い場合の対処法は?

担当の歯科医師に相談し、指示を仰いでください。

インビザラインをおすすめしないケースは?

歯列がひどく乱れている場合や、1日にアライナーを22時間以上装着できる自信がない方は避けた方が良いです。

幅広い症例に対応しており、自己管理の必要がない、ワイヤー矯正をおすすめします。

まとめ|インビザラインは後悔しないために歯科医選びが重要

後悔のないインビザライン矯正をするためには、自己管理をきちんとすることはもちろん、歯科医選びがとても重要です。

歯科医の技術や知識で仕上がりが左右されますので、インビザラインの症例数や認定インビザドクターであるかどうかを確認し、安心できる歯科医を見つけることをおすすめします。

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