セラミック矯正の寿命や費用を解説!その後がやばいという知恵袋の口コミも

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セラミック矯正の寿命や費用を解説!その後がやばいという知恵袋の口コミも

オールセラミッククラウンを土台となる自分の歯に被せ、歯並びや歯の形、歯の色を整えるセラミック矯正。

一般的な歯科矯正に比べ、短期間で治療が完了するため多くの方に注目されています。

ただし、セラミック矯正について特徴やメリット・デメリットなどを理解したうえで治療をスタートさせなければ、失敗や後悔してしまう可能性があります。

そこで今回は、セラミック治療とはどんな治療方法で、メリットやデメリットはもちろん、セラミック矯正を受けた方のリアルな口コミなどを詳しく解説していきます。

目次

セラミック矯正はやばい?知恵袋の口コミを紹介

注目度の高いセラミック治療には、「やってよかった」「短い治療期間で矯正が完了した」などの良い口コミがある一方で、「思ったより効果がなかった」というような口コミも寄せられています。

そこで今回は、ツイッターなどの口コミをチェックし、セラミック矯正に関するリアルな口コミをピックアップしてみました。

セラミック矯正を検討している方は、成功例だけでなく失敗談もしっかり把握しておきましょう。

  • やってよかった
  • 老後まで寿命がもつか心配
  • 出っ歯が変わらず後悔

やってよかった

私は小さい頃から上の前歯2本が大きく、少し前に出ていました。からかわれたりして人前で歯を出すのが恥ずかしいと思うようになっていましたが、普通の矯正は値段も高く期間も長く、治るまでの見た目も気になったので
セラミック矯正に踏み切りました。
カウンセリングもとても丁寧で、高いプランを押し付けるような事もなく、安心してできました。
治療は痛みが少なく、上手でした。途中で声がけなどで気にかけてくださり、助かりました。
仕上がりもとても綺麗です。セラミック矯正をして良かったです。
引用元:みん評

一般的な歯科矯正よりも短い期間で美しい歯並びを手に入れることから「やってよかった」と思う方も多いようです。

また、前歯1本から治療でき費用が安く済み、それでいて満足のいく結果が得られるため、「やってよかった」と感じる方もいらっしゃるのかもしれません。

老後まで寿命が持つか心配

歯科矯正のなかでは比較的安価なセラミック矯正ですが、保険適用外の治療なため、セラミックの寿命が気になる方は多いようです。

セラミックは素材により異なりますが、平均寿命は10〜20年といわれていますが、口腔内の状況では10年未満で交換が必要になる場合もあれば、20年以上使用できることもあるようです。

セラミックを長持ちさせたい場合は、寿命を縮める原因と予防策をチェックしておくことをおすすめします。

出っ歯が変わらず後悔

自分の歯を土台にセラミッククラウンを被せ、歯並びを整える矯正方法なので、もとの歯並びがガタガタだった場合、出っ歯が劇的に変化することはありません。

出っ歯が気になって歯科矯正したい場合は、ドクターに相談して理想の歯並びを手に入れるようにしましょう。

セラミック矯正の特徴

セラミック矯正は、土台となる自分の歯を削り、その上にセラミックを被せ口元の外観を整える矯正方法です。

歯の形や色、位置まで自由に決められ、さまざまな悩みに対応できるのが魅力ですが、矯正を始める前に、その特徴を知っておくことが大切です。

セラミック矯正の特徴

  • 費用は歯1本あたり50,000円から120,000円が相場
  • 治療は矯正方法のなかでも短期間で済む
  • セラミックの寿命は平均10年~20年
  • セラミック矯正ができない人

費用は歯1本あたり50,000円~120,000円が相場

セラミック矯正は保険適用ではありません。そのため、歯科クリニックにより費用に差が生じます。

相場としては、1本あたり5万円〜15万円(税込)前後※1です。被せ物に使用するセラミックの素材や本数で最終的な金額は変わるため、事前に確認することをおすすめします。
※1 WiThDENTAL CLINIC

セラミック矯正の種類と費用の相場

セラミックの種類 セラミックの費用
オールセラミック 10~15万円
ジルコニアセラミック 8~13万円
ハイブリッドセラミック 4~12万円
メタルボンド 5~15万円
ラミネートべニア 4~13万円

引用元:You矯正歯科

歯の神経を抜いて土台を作る場合は、別途費用が発生します。

また、セラミッククラウンをセットするまでに仮歯を装着するため、仮歯の費用が上乗せされることがあるので、カウンセリングの際に大まかな費用についても確認しておきましょう。

治療は矯正方法の中でも短期間で済む

一般的なワイヤー矯正やインビザラインと比較すると、治療にかかる期間は大幅に短くなります。

また、セラミック矯正の場合、後戻りの心配がないため、保定期間も必要ありません。

すべての治療が1〜2か月で完結できることも珍しくありません。

一方、通常の歯科矯正で歯並びを整える場合は、保定期間も含め4〜6年程度の期間が必要です。※個人差があります。

セラミックの寿命は平均10年~20年

セラミックの種類や個人差があるため一概にはいえません。ただし、一般的には10年〜20年使用できるケースが多いです。

口腔内の状態を良好にし、適切な使用状況であれば、セラミックの劣化スピードも遅くなります。長期間使用するためには、矯正後も丁寧なセルフケアを習慣化し、クリニックでのメンテナンスを定期的に受けることがセラミックの寿命を長持ちさせる秘訣です。

セラミック矯正ができない人

下の歯が擦れて先端がすり減っている方や歯科クリニックで歯の咬耗を指摘された方は、セラミック矯正をおすすめできません。咬耗とは、過度な力で歯をかみ合わせることで歯がすり減ることを指しています。

また、ブラキシズムという歯ぎしりをする方やスポーツや力仕事などで歯を食いしばることが習慣化している方も、歯に強い力が加わることで、セラミックが割れてしまうため、せっかく、セラミック矯正してもセラミックが長持ちしません。

セラミック矯正の仕組みとメリット・デメリット

治療期間が短く、手軽に歯科矯正できるセラミック矯正には、さまざまなメリットがあります。ただし、個人差があるため、治療前にメリットだけでなくデメリットもしっかり把握しておきましょう。

メリット①|短期間で理想に近い歯にできる

自分の歯を動かしていく歯科矯正するインビザラインやワイヤー矯正は、時間がかかるのがネックです。個人差はあるものの歯科矯正が完了するまでに年単位の時間が必要になります。

その点、セラミック矯正は自分の歯を削って、被せ物をするだけなので2〜3ヵ月程度と圧倒的に短い期間で治療が完了します。歯科矯正を受ける時間がない方や早く歯並びを整えたい方にニーズのある治療方法です。

メリット②|痛みがない

一般的な歯科矯正ではワイヤーやマウスピースなど矯正装置を使うため、痛みを
伴いやすいです。

一方、土台(自分の歯)に、セラミッククラウンを被せるセラミック矯正では、継続的な痛みはありません。

ただし、自分の歯を削って被せ物をしていくため、歯を削る段階で痛みが出る可能性があります。

ただし、歯の神経を抜いてからセラミック矯正をする場合は、痛みを感じないでしょう。

デメリット①|健康な歯の神経を抜く・抜歯する・削る必要がある

セラミックの被せ物を入れるためには、歯を削らなければなりません。その際に、むし歯でない健康な歯も削る必要があります。歯は削るともろくなり、歯の寿命が短くなってしまう可能性があります。

また、歯の位置によって削る量が多くなることから、神経の治療や抜歯が必要になる可能性もあるようです。

神経は歯に栄養を届ける重要な役割がありますが、神経を取った歯は栄養が届かずもろくなってしまいます。また、抜いてしまった永久歯は二度と生えてきません。

デメリット②|定期的なメンテナンスは必須

セラミック矯正できれいになった歯並びをキープするためには、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ってしまうと、削って細くなった自分の歯の健康が損なわれるリスクがあります。

セルフケアでは限界があるため、クリニックで定期的にケアすることがおすすめです。

セラミック矯正ができない症例と失敗例

短期間で歯並びを整えられ、見た目の美しさに定評がありますが、セラミック矯正ができない症例や失敗したケースがあります。

骨格が原因で前歯が出っ歯に見える

前歯が出っ歯に見える原因はさまざまですが、基本的に出っ歯をセラミック矯正で治すのは難易度が高いというのが現実です。

また、適応可能な症例ではないにもかかわらず、セラミック矯正で出っ歯の治療をおこなってしまった場合に、出っ歯が改善できなかったと後悔してしまうケースがあります。

特に、骨格性の出っ歯は、矯正治療と外科手術を併用しないと改善できないため、セラミック矯正での治療は不可能です。

歯がない人はできない

セラミッククラウンを自分の歯に被せて矯正をおこなうため、土台となる歯がない場合は、セラミック矯正はおこなえません。

歯周病や虫歯は先に治療が必要

むし歯も歯周病も進行するため、セラミック矯正の前にむし歯や歯周病の治療をおこなう必要があります。

むし歯や歯周病を放置したままでは、セラミック矯正が台無しになってしまいます。

麻酔アレルギーの人はできない

セラミック矯正では、歯を削る際に麻酔をおこないます。通常は麻酔注射により、歯茎部分に注射針を刺して、麻酔液を注入するため、麻酔アレルギーのある方は、基本的にセラミック矯正はできません。

麻酔アレルギーのある方は、麻酔をおこなうと「動悸が激しくなる」「呼吸がしにくくなる」「手足のしびれがでる」「寒気がする」などの症状がでます。

アナフィラキシーショックの症状を見せるケースもあり、最悪命にかかわるため、麻酔アレルギーのある方はセラミック矯正を受けないことが無難です。

仕上がりの色が不自然

矯正後の後悔の原因となりやすいのが、セラミックの歯と周囲の歯の色が異なることです。セラミックの歯が白くて悪目立ちしたり、逆に周囲の歯よりも黄色くなってしまうことがあります。

セラミック矯正をする流れ

セラミック矯正の流れは以下の通りです。

  1. 初診・カウンセリング
  2. 検査・治療計画
  3. 歯を削る・抜歯・歯根治療など
  4. 型どり
  5. セラミック装着
  6. セラミック矯正完了・定期メンテナンス

続いて、各段階を詳しく解説します。

初診・カウンセリング

ドクターやカウンセラーとのカウンセリングで、セラミック矯正とはどんな治療なのか、セラミック矯正のメリットやデメリット、費用の目安などの詳しい説明を受けられます。

このカウンセリングで歯に関する悩みや不安に思っていることを相談してください。

自分の理想とする歯並びや歯の形など、ドクターと共有するためにも自分の意見をしっかり伝えることが重要です。

検査・治療計画

矯正の前にむし歯や歯周病の検査、レントゲン撮影、お口のなかの写真撮影などを行います。

このとき、歯周病になっている場合は、セラミック矯正をスタートさせる前に、歯周病の治療を行うのが一般的です。

歯を削る・抜歯・歯根治療など

セラミッククラウンを装着できるような形に歯を削ります。

その際、歯の状態により(抜髄)と呼ばれる神経処置を施さなければならないことがあります。

また、むし歯や歯周病などがある場合は、セラミック矯正でもっとも重要な型どりができなくなるため、むし歯や歯周病の治療を先におこないます。

型どり

位置や傾きなどを考慮し、理想の歯並びになるように土台を立てます。

土台の上に仮歯をセットし、数日過ごします。

仮歯の時点で噛み合わせの違和感や形・色・歯並びを調整し問題がなければ、セラミッククラウンの型どりを行います。

セラミック装着

型どりから1〜2週間程度でセラミッククラウンができあがります。

クリニックにもよりますが、被せ物を仮止めし1週間程度過ごし、問題がなければ特殊な接着剤を使用して固定します。

セラミック矯正完了・定期メンテナンス

被せ物をセットしたら、全体を整えてすべての施術が完了です。ただし、治療が完了した後も、定期的にメンテナンスを受けるようにしてください。

あくまでも被せ物なので、自分の歯との間に隙間ができると汚れが溜まりやすくなります。

クリニックでプロにケアしてもらうことで、むし歯や歯周病を予防できるだけでなく、セラミックの寿命を延ばすことも可能です。

セラミック矯正に関するよくある質問

セラミック矯正をスタートさせる前に、悩みや不安を取り除いておきましょう。

セラミック矯正で後悔するのはなぜ?

一番後悔するといわれているのが、自分の健康な歯を削らなければならないということです。

歯を削ると、むし歯や歯周病になりやすくなります。

また、歯を削る範囲が広すぎたり、誤って削りすぎた場合は、歯髄に強い刺激を与えて歯髄炎を引き起こすリスクがあります。

噛み合わせに問題がある場合は、歯列全体にトラブルが起こる可能性があるため、噛み合わせが正常かどうかも必ず確認するようにしてください。

セラミックは何年もつ?

保険が適用される差し歯とは異なり、セラミックは機能的・審美的な意味でも5〜10年ほど、良い状態をキープしながら使用できます。

なかには、15年、20年と快適に使用している方もいらっしゃるようです。

ただ、すべての方が上記のような期間、使用できるわけではありません。

治療後のセルフケアやプロによるケアの不足、むし歯や歯ぎしりなど、さまざまなことが要因となり、セラミックの寿命が短くなってしまうことがあります。

矯正とセラミックはどっちが先?

通常は矯正治療で歯並びを整えてから、セラミックを被せるのが一般的です。

また、矯正治療もセラミック矯正も保険適用外の自由診療となるため、歯科クリニックにより費用も異なります。

矯正治療は術前診断や調整料などがあり、セラミックも種類が複数あるため、ドクターに治療の順序や費用についても相談した後で治療に望むのが良いでしょう。

保険適用されるとセラミックの歯は1本いくら?

セラミッククラウンを用いた治療は保険適用外の治療です。

自由診療の場合は、歯科クリニックで自由に価格設定できるため、セラミッククラウンに係る治療費は、歯科クリニックにより異なります。

セラミッククラウンを用いた歯科矯正は、むし歯や歯周病を治すための治療ではなく、より審美性を求めた治療になるため、保険適用になる可能性は低いです。

セラミック矯正すると口臭がひどくなる?

矯正中はさまざまな原因により口臭が発生しやすくなります。下記の5つが口臭の発生してしまう原因です。

矯正中の口臭の原因

  • 磨き残しにより細菌が繁殖している
  • 矯正装置が汚れている
  • 口腔内が乾燥している
  • 口腔内の傷や炎症が悪化している
  • 唾液の自浄作用が低下している

矯正中の口臭が気になる場合は、何が口臭を発生させるのかを把握し、口臭を予防しましょう。

下記が矯正中の口臭を予防する対策です。

矯正中にできる口臭予防

  • 食後に必ず歯磨きをする
  • マウスウォッシュを使用する
  • 日々のオーラルケアに歯間ブラシやフロスを取り入れる
  • 矯正装置を清潔に保つ
  • 舌磨きをする
  • 口腔内の潤いをキープする
  • 生活習慣を見直す

矯正中は口臭が発生しやすくなりますが、有効な対策をとることで口臭の発生を予防できます。

セラミック矯正と差し歯の違いは?

セラミックは「丈夫で美しい」、差し歯は「安い」というメリットがあります。

保険が適用される差し歯は金属の表面にプラスチックを張り付けたものです。

金属の色が透けないようにプラスチックを被せるため、どうしても透明感のない仕上がりになります。

また、金属を使用しているため、歯と歯茎の境目が黒くなったり、金属との境目がむし歯となってしまうことがあるので注意が必要です。

一方、セラミック矯正の場合、金属を使用しないため、自分の歯の色に近い色、透明度を出せるメリットがあります。

一般的な差し歯に比べプラークが付きにくく、表面が細かくツルツルしているため汚れが落ちやすいという特徴があります。

歯ブラシやデンタルフロスで簡単にプラークを落とせるのも、セラミック矯正ならではのメリットです。

まとめ|セラミック矯正は後悔しないようにデメリットを理解して検討する

白く美しい歯並びを短期間で手に入れられるセラミック矯正は、手軽にできる歯科矯正として注目されています。

ただし、健康な歯を削っておこなう治療なので、セラミック矯正のメリットだけでなくデメリットも十分に理解したうえで始めることが重要です。

  • 短期間で理想に近い歯にできる
  • 痛みがない
  • 健康な歯の神経を抜く・抜歯する・削る必要がある
  • 定期的なメンテナンスは必須

また、セラミック矯正と一般的な歯科矯正は治療方法が全く異なるため、自分の歯並びがセラミック矯正に適しているのかをドクターに診察してもらう必要があります。

最後に、セラミック矯正をおこなう前に知っておくべきポイントをまとめました。

  • セラミックの種類を理解し、自分に最適な治療をおこなう
  • メリットだけでなくデメリットもしっかり把握し治療を受けるかどうかを判断する
  • 定期的なメンテナンスが必要

歯も臓器の1つです。大切な歯を守ることは生きていくために重要です。

将来的に「セラミック矯正をして失敗した」と後悔しないためにも、慎重にクリニックを選び、美しい歯並びを手に入れましょう。

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