「矯正を始めたいけど、お金がかかるのが気になる…」という方で「キレイライン矯正」という矯正方法を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
キレイライン矯正は部分矯正の一種で、前歯の上下左右12本の歯を動かすことでキレイな歯列へ並べる矯正方法です。
全体矯正と比べ、費用が抑えられる一方で、キレイライン矯正ができない人というのも存在します。
一体どんな人がキレイライン矯正ができないのでしょうか。
実際の体験談から確認していきましょう。
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キレイライン矯正ができない人・やめた方が良い人の特徴
キレイライン矯正ができない人は以下の条件に当てはまる人です。
キレイライン矯正をおすすめしない人の特徴
- 対象年齢に満たない人
- 前歯部にインプラントがある人
- 噛み合わせ改善が目的の人
- 奥歯を伴う矯正をしたい人
- 歯を並べるスペースが足りない人
- マウスピースが20時間以上装着できない人
- 妊娠中の人
- 近くに提携クリニックがなく通院が難しい人
次でそれぞれ詳しく解説していきます。
対象年齢に満たない人
キレイライン矯正ができる年齢の目安は、男性16歳以上、女性14歳以上となっています。
これは歯根と呼ばれる歯茎の中に埋まっている歯の根っこの部分が完成してからでないと矯正治療ができないためです。
歯根が完成しているかどうかは歯医者で診察してもらわなければわからないので、対象年齢に近い場合は、一度歯医者で相談してみるのが良いです。
しかし、歯根が未完成の小さなお子様の歯並びがどうしても気になる方や「早いうちから矯正治療を始めたい」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方向けに「キレイラインKIDS」という矯正方法もあります。
キレイラインKIDSの推奨年齢は3〜12歳となっており、永久歯が生え揃う前に矯正を行うことで、キレイな永久歯の歯並びのための土台づくりをします。
キレイラインKIDSは口呼吸や指しゃぶりなどの悪習慣の改善にも良いとされています。
前歯部にインプラントがある人
一番前の歯から数えて上下左右3番目までの歯にインプラントがある人はキレイライン矯正ができません。
インプラントの歯は矯正で歯を動かす際に大きな役割がある歯根膜という部分がないため、歯を動かすことができないからです。
噛み合わせ改善が目的の人
キレイライン矯正は前歯の左右上下12本の歯の歯並びを整えるための治療であるため、噛み合わせ改善が目的の人にはおすすめできません。
噛み合わせ改善のためには、奥歯を含む歯全体を動かす必要があることが多いので、キレイライン矯正は適さないといえるでしょう。
しかし、キレイライン矯正ができるかできないかの判断を自分で行うことは難しいので、歯医者でプロの判断を仰ぐのが良いでしょう。
初回カウンセリングで、相談してみるのが良いでしょう。
奥歯を伴う矯正をしたい人
こちらも同様で、前歯の部分矯正であるキレイライン矯正では、奥歯を動かすことはできません。
キレイライン矯正は、奥歯の噛み合わせが良好な人の矯正法だと言えます。
やはりプロに相談し奥歯を動かす必要があるのか、またキレイライン矯正が可能かどうかを診てもらったもらった方がいいでしょう。
歯を並べるスペースが足りない人
キレイライン矯正は、他の矯正方法と違って「極力抜歯をしない矯正方法」です。
十分なスペースがないと歯を動かして、あごにキレイに歯を並べることができないので、キレイライン矯正ができない場合があります。
こちらも個人で判断するのが難しいので、ぜひ初回カウンセリングで相談してみるのがいいでしょう。
マウスピースが20時間以上装着できない人
キレイライン矯正は自分で取り外し可能なマウスピースを使って矯正します。
1日20時間以上の装着が決められており、この装着時間を守ることができないと、期待した効果が得られません。
ライフスタイルやご自身の性格を考えて、マウスピースを20時間以上装着することができなければキレイライン矯正でキレイな歯並びを叶えるのは難しいでしょう。
妊娠中の人
キレイライン矯正を始めるには、初回にレントゲン撮影を行います。
妊娠中の方はレントゲン撮影ができないため、病院では初回検診をお断りしているようです。
妊娠前にレントゲン撮影が済んでいる場合は、そのまま治療を継続することはできます。
妊娠中の方は、ご出産後に初回検診を申し込むようにしましょう。
近くに提携クリニックがなく通院が難しい人
キレイライン矯正は初回検診の後、約3週間でマウスピースを受け取り、その後は短くて月に1回、長くても2ヶ月に1回程度の通院が必要です。
マウスピースが壊れてしまうなどの緊急事態が起こることなどもあるので、しっかり通うことができるのかどうかあらかじめ考えておくのが良いでしょう。
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キレイライン矯正の失敗談や体験談に関する口コミ
次は実際にキレイライン矯正をした人の失敗談や体験談を見ていきましょう。
キレイライン矯正で失敗した人の口コミ
まずはキレイライン矯正で失敗した人の口コミから見ていきます。
マウスピースは不良品が多すぎる。
通院しているところにたずねたところ、ハードタイプが壊れているならソフトをそのままつけてください。と言われた。
ベロが少し当たっただけで、取れます。
不良品ハードタイプの分のお金を返してほしいですが。3回連続です。
引用元：Yahoo!知恵袋
マウスピースが合わず、壊れやすいことがあるようです。
ワイヤー矯正と比べ効果があわらわれるのに時間がかかり、途中で辞めたいと感じる人もいるみたいです。
キレイラインは、本当におすすめできません。
お金のない若者を安くで矯正できるなどといって、若者を騙すために、インスタの広告に出しているような気がしませんか？
これキレイラインをやっている人ならわかると思います。
そんなに歯並びが悪くない私でも40万でした。
全く効果もでないし、取り外しが面倒だし、菌を口の中に入れている気がします。
絶対にワイヤー矯正をおすすめします。
引用元：Yahoo!知恵袋
中にはキレイライン矯正をやっても効果を感じられなかったという人もいます。
マウスピースの取り外しが面倒ということと、衛生面が気になるといった口コミもあります。
キレイライン矯正の良かった体験談
次にキレイライン矯正をして良かったと感じている人の口コミを見ていきます。
結果的にキレイライン矯正のいいところは、安い、早い、バレない
ってところです。本当にやってよかった😌— remi (@remi_kirei) May 7, 2021
キレイラインで完全に歯並び治った🦷
マスク生活の間にやっておいて本当によかったぁぁ14万くらいで悩みが終わった…！
安い、早い、結果良い。
キレイライン様、感謝しております🙏#キレイライン
— 紅茶シロップ (@sorawakireidane) May 14, 2021
それでもワイヤー矯正よりずっと安いし、全然痛くない。
ワイヤーやった時は頭痛が酷かったし、唇の内側の肉がワイヤーで傷だらけになり、痛くても取れないから本当に辛かった。1度100万ほどかけたワイヤー矯正をもう一度やるのはもったいない気がしたので、出会えてよかった。#キレイライン— SEN@キレイライン矯正記録 (@kireiline_net) July 21, 2019
周りにバレずに矯正できるというのがキレイライン矯正の魅力の一つのようですね。
職業柄目立ちやすい矯正はできないと諦めていた方でも、生活に支障をきたすことなく矯正を始めることができます。
短期間で十分な効果を感じている人もいます。
ワイヤー矯正に比べ痛みが少ないという声もあるので、痛みについて不安がある人でも挑戦しやすい矯正方法のようです。
キレイライン矯正はホワイトニングも同時にできる
今日から歯列矯正スタート🦷
小学生からずっとコンプレックスだった前歯とおさらばしたい
マウスピース矯正だからそんなに目立たずにできるのが嬉しいポイント✨
そしてね
同時にホワイトニングもできるの
感激🥺キレイラインさんでお世話になります
歯並びよくなるのを見届けてね😉 pic.twitter.com/5D9CZE0cQr
— ほのか🌱 (@honoka_hitomi) July 6, 2021
昨日、予約してた矯正のカウンセリング行ってきた🦷
お財布と相談して、僕はキレイラインでやることにしたよ！はじめての矯正かつ歯医者がめちゃくちゃキレイで少し緊張した笑
てかキレイラインだったら、矯正しながらホワイトニングも一緒にできるらしい。なんかすごいよね👀 pic.twitter.com/ucqs9AhjEK— 里吉峻（しゅん） (@_sa_tuu_ssy_) October 17, 2021
キレイライン矯正は同時にホワイトニングをすることも可能です。
ワイヤー矯正の場合、矯正中は歯磨きがしにくく、歯の着色が気になる人も多いと耳にしますが、歯並びを整えると同時に歯を白くできるのは嬉しいですね。
ただし、アタッチメント（追加治療）との併⽤はできません。ホワイトニング剤の使⽤タイミングは⻭科医師までご相談ください。
キレイライン矯正は痛みを感じにくい
今日からキレイラインが6ステージ目のハードに😘
着けてるのに自分も周りも慣れちゃったし、もう生活の一部😚✨
よく質問されるけどほんと痛くないし安いから歯並び悩んでる方にはおすすめです🙆🏻👌✨
さて今日のお昼は何食べようかな〜🐷 pic.twitter.com/DJhaeO4szv— 佐倉絆🐸 (@kizuna530) April 5, 2021
ワイヤー矯正に比べ、キレイライン矯正は痛みが少ないと感じる人が多いようです。
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キレイライン矯正のメリット・デメリット
体験談、口コミをふまえ、キレイライン矯正のメリット・デメリットを見ていきましょう。
キレイライン矯正のメリット
キレイライン矯正のメリットは以下です。
・費用を抑えられる
・痛みが少ない
・期間が短くて済む
・取り外しができる
それぞれ見ていきましょう。
目立ちにくい
キレイライン矯正は透明なマウスピースを使用するので非常に目立ちにくいです。
周りにバレることなく矯正を始めることができます。
費用を抑えられる
キレイライン矯正の費用の目安は21万〜38万円となっています。
その他の矯正方法である、ワイヤー矯正や従来のマウスピース矯正の費用は100万円前後なので、およそ1/3の費用で歯列矯正をすることができます。
これは矯正装置をマウスピースにし、装置の調整や交換の時間を短縮し手間を削ることで、費用を抑えているためです。
痛みが少ない
キレイライン矯正はソフトとハードの2種類のマウスピースで歯を少しずつ動かしていくために、矯正中の歯が動く痛みを感じにくいようになっています。
歯が痛いと頭痛がしたり、集中力が途切れてしまったりと生活に支障をきたすことがあるので、痛みのストレスがないことは矯正治療において重要です。
また、マウスピースが歯にフィットしなめらかな素材でできており、尖った装置もないのでワイヤーや矯正装置で口内が傷だらけになるといった心配を最小限に抑えています。
口内炎などのトラブルが起きにくいように設計されています。
期間が短くて済む
また歯並びの状態によって個人差がありますが、キレイラインの矯正期間の目安は約4ヶ⽉〜1年といわれています。
矯正範囲が狭いことから全体矯正に比べ、治療期間が短くなっています。
結婚式前など、なるべくすぐに歯をキレイにしたいと考える人や、とりあえず目立つ前歯だけキレイにしたいと考える人から人気の矯正方法のようです。
取り外しができる
キレイライン矯正は取り外し可能なので、食事も違和感なくできます。
食べ物がはさまったり、装置があることで歯磨きしっかりできないといったトラブルもないので、虫歯の心配が減ったり、口臭が気になりにくいというメリットもあります。
食べるものや食事中の痛みを感じにくいので、よりストレスが少ない矯正法といえるでしょう。
キレイライン矯正のデメリット
次にキレイライン矯正のデメリットを見ていきましょう。
・1日20時間以上つけないと効果が得られない
・対応できない症例がある
付け外しが面倒
キレイライン矯正は、食事の前は取り外し、それ以外の時はつけっぱなしにする必要があります。
付け外しが慣れるまでは面倒に感じる人が多いようです。
着脱ができないワイヤー矯正と比べ、キレイライン矯正は装着時間を自己で管理する必要があります。
1日20時間以上つけないと効果が得られない
20時間以上装着していなければ、思うような効果が得られなかったり、治療期間が伸びてしまうこともあります。
1日の大半を占めるため、基本的には常に付けている必要があるので、慣れるまでは違和感があるかもしれません。
対応できない症例がある
また、前歯12本にだけ対応しているキレイライン矯正には対応できない症例があります。
口全体の噛み合わせ改善などの対応してない症例がいくつかありますので、実際にカウンセリングに行ってキレイライン矯正を断られる可能性もあるということを覚えておきましょう。
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キレイライン矯正が向かない人におすすめの矯正
キレイライン矯正が向かない人でも、その他の矯正方法でキレイな歯並びを叶えることができます。
キレイライン矯正は部分矯正であるのに対し、ワイヤー矯正やインビザライン矯正は全体矯正であるため、お口全体の歯を動かすことができます。
その分、対応できる症例が多く、さまざまな歯並びの人にも対応しています。
| 矯正方法 | 治療範囲 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 部分矯正 | 左右上下12本 |
|
|
| 全体矯正 | 全ての歯 |
|
|
部分矯正は軽度な症例に向いているため、以下のような歯並びの人は部分矯正に向かないといわれています。
- 前歯を並べるためのスペースがない人
- 重度な歯のガタガタがある人
- 奥歯で噛んだ時に上下の前歯に隙間ができる人（開咬）
- 噛み合わせが深い（過蓋咬合）の人
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは歯の表面又は裏面にブラケットという矯正装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。
部分矯正には向かない、歯を並べるためのスペースがない人や、噛み合わせに問題がある人でも綺麗に歯を並べることができます。
歯を動かすための十分なスペースがないと判断された場合は抜歯を行い、スペースを確保してから全体の歯を動かすこともあります。
全体矯正ができるマウスピース｜インビザライン矯正
マウスピースで全体矯正ができるインビザライン矯正と呼ばれるものもあります。
奥歯をともなった矯正をマウスピースで行うことができ、1日に22時間以上装着しなくてはなりません。
ワイヤー矯正よりも痛みが少ないと言われており、かつ目立ちにくいことが特徴です。
ワイヤー矯正に比べ、症例の適用範囲は狭くなります。
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キレイライン矯正でよくある質問
最後にキレイライン矯正でよくある質問について確認していきましょう。
キレイライン矯正は出っ歯の人もできる？
十度な出っ歯でなければキレイライン矯正で対応できる場合があります。
上の前歯と下の前歯の開きが6mm以下であれば、治療ができます。
個人では判断が難しいので歯科医師によるカウンセリングで相談してみましょう。
キレイライン矯正は歯がガタガタでもできる？
歯の重なり、八重歯の出方が強い場合はキレイライン矯正ができない場合もありますが、軽度から中度のガタガタであればキレイな歯並びを目指すことができるといわれています。
キレイライン矯正をつけ忘れたらどうなる？
装着時間が20時間以下の場合、治療期間が伸びる場合があります。
1日程度であれば、すぐにマウスピースを装着すれば大きな問題はないと言われています。
しかし、1週間もの長い間のつけ忘れは、歯が元の位置に戻ってしまい、マウスピースが入らなくなる場合もあります。
マウスピースが入らなくなる、つけた時にひどい痛みを感じる場合は、速やかに担当医に相談するのが良いでしょう。
キレイライン矯正と提携している店舗はどこ？
キレイライン矯正と提携しているクリニックは現在全国に132院あります。
公式サイトから確認することができますのでお近くのクリニックを検索してみてください。
キレイライン矯正できない人まとめ
キレイライン矯正はマウスピースによる前歯12本の部分矯正であるため、治療できる人が限られています。
以下に該当する人は、キレイライン矯正ができない場合がありますので、チェックしてみてください。
キレイライン矯正ができないケース
- 対象年齢に満たない人
- 前歯部にインプラントがある人
- 噛み合わせ改善が目的の人
- 奥歯を伴う矯正をしたい人
- 歯を並べるスペースが足りない人
- マウスピースが20時間以上装着できない人
- 妊娠中の人
- 近くに提携クリニックがなく通院が難しい人
自分で判断するのが難しい場合もあると思いますので、カウンセリングで医師と相談の上、決めることをおすすめします。
今回は、実際にキレイライン矯正をした人の体験や口コミをご紹介しているのでそれぞれのメリット、デメリットを確認してみてください。
納得いく治療方法が見つかれば幸いです。
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※本ページの情報は、2023年7月19日時点のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。※独自調査と記載のある口コミや評価は、クラウドソーシングサービスを利用して、実際に商品やサービスを利用したことがある方でアンケート集計を実施しまとめております。※本ページに記載の効果・継続目安は個人差がございます。
