出っ歯は矯正しなくても自力で治る?大人におすすめの矯正も徹底解説!

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今や歯の矯正は男女問わず主流になってきました。

よくある歯列の悩みに多いのが”出っ歯”ではないでしょうか。

程度は人それぞれですが、口元の印象に影響するので気にしている人も多いかと思います。

今回は出っ歯でお悩みのあなたに向けて、歯医者に頼らずに自力でできることやおすすめの矯正方法を調査しました。

矯正期間や費用についてもご紹介しますので、気になっている人はぜひ参考にして下さいね。

目次

出っ歯は矯正しなくても自力で治る?

歯医者に行かずに出っ歯の改善が可能であればぜひとも実践したいですよね。

出っ歯は自力でどうにかすることはできるのでしょうか。

出っ歯を治すトレーニング

成長途中の子供の軽度な出っ歯であれば、筋機能訓練というトレーニング方法で改善が見込めることもあります。

このトレーニング方法は、頬や唇などの口周辺の筋肉を鍛えてバランスを整える訓練です。

出っ歯の原因には、無意識に舌で前歯を押してしまっている、口が常に空いてしまうなどが考えられます。

これらを改善するには舌の筋肉を鍛えて強くし、口周り全体の筋肉強化をすることが必須です。

筋機能訓練をおこなうことで、舌が本来あるべき位置に戻り、飲食の際も正しい舌の動きで飲み込むことができるようになります。

子供の軽度な出っ歯でしたら、このトレーニングを続けることで舌の悪癖を正し、歯列への影響を少なくすることができるでしょう。

子供の顎は成長段階ですので、舌による歯列への圧力がなくなれば正しい位置へ歯がおさまる可能性が見込めますよ。

しかし、この筋機能訓練は大人の出っ歯への改善は残念ながら見込めません。

歯列矯正後の舌癖を直すトレーニングとしては推奨されていますので、大人はまず歯列矯正をおこなう必要があります。

参考:あおやぎ歯科

出っ歯を押して治った口コミ

歯が前に突出している状態の出っ歯は、「押したら治るんじゃないか?」と考える人も少なくないでしょう。

では、実際に出っ歯を押して治ったという人はいるのでしょうか。

口コミを調査してみました。

なんと、「自力で押し続けて治した」という人や、「口を閉じることを意識したら少し改善した」という口コミがありました。

口を閉じる程度の力だと弱いのでは、と思いがちですが無意識にかかる小さな力でも歯に大きく影響を与えるのですね。

個人差はありますが、軽度の出っ歯でしたら少しの意識で変化を感じられるのかもしれません。

出っ歯を矯正して治った口コミ

続いては、歯列矯正をして出っ歯が治った人の口コミをご紹介します。

出っ歯が改善されたことで良かった点などを調査したので、これから矯正を考えている人は参考にしてみて下さいね。

歯磨きがしやすくなった

出っ歯を矯正したことで歯列が整い、歯磨きがしやすくなったようですね。

歯並びが悪いと隙間を磨きにくいので虫歯になりやすい傾向があります。

歯の矯正は見た目の問題だけでなく、口内の健康を保つことにもつながりますよ。

前歯が引っ込んで口が閉じやすくなった

歯が正しい位置に戻って口が閉じやすくなり、鼻呼吸がしやすくなったようですね。

口呼吸は口周りの筋力が低下しますし、口内が乾燥することで喉を痛めてしまうことも。

鼻呼吸ができるようになると口周りの筋力がついて、顔の表情も良くなってくるので嬉しい改善点ですね。

口元が綺麗になり顔の印象が良くなった

歯が正しい位置に戻ったことで前に出ていた口元が引っ込み、綺麗な横顔になったようです。

口元がスッキリして顔がシュッとしたように感じるみたいですね。

出っ歯の矯正では特に横顔が綺麗になって嬉しいという口コミが多くみられました。

口元や顔の印象が良くなると自信もつくので、明るい表情になるでしょう。

出っ歯におすすめの矯正方法と矯正期間

出っ歯の矯正には以下の3種類の方法があります。

矯正方法 料金 矯正にかかる期間 主な特徴
インビザライン矯正 約50万円~100万円 約6ヶ月~2年半 透明のマウスピースを使用する
ワイヤー矯正 約60万円~90万円 約1~3年 ワイヤーの力で矯正する
裏側矯正 約120万円~150万円 約2年~3年 歯の裏側にワイヤーを装着する

料金や矯正にかかる期間はそれぞれで異なりますし、メリット・デメリットも様々です。

1つずつ特徴を詳しく解説していきますので、あなたに合った矯正方法を見つけてみましょう。

インビザライン

歯型を取って透明のマウスピースを作成し、それを1日20時間以上装着して歯に力を加えることで矯正する方法です。

個人差がありますが、1,2週間ごとに新しいマウスピースへ交換して少しずつ歯を動かしていきます。

インビザラインの5つのメリット

  • 透明のマウスピースを装着するので、矯正していることが周りに気づかれにくい
  • 段階を踏んで歯を動かすので痛みが少ない
  • 取り外すことが可能なので歯磨きをしやすい
  • 取り外しができるのでホワイトニングを併用しておこなうことができる
  • 金属アレルギーの人でも問題なく矯正できる

一番のメリットは目立ちにくいので見た目の違和感が少ないという点です。

よほど近くで見られない限りは矯正しているとバレないでしょう。

そして、マウスピースは自分で取り外せるので食事や歯磨きの時はストレスがありません。

歯の手入れも普段通りおこなえますので、虫歯になってしまうリスクも少ないですよ。

また、他の矯正方法に比べて痛みが少ないので、痛みが恐いという人にはおすすめの矯正方法です。

インビザラインの3つのデメリット

  • 装着する時間と期間を守らなければ計画通りに矯正が進まない
  • 食事や水以外の飲み物を摂るときはその都度マウスピースを外す手間がある
  • 歯並びの状態が悪すぎると矯正できない場合がある

自分でマウスピースを取り外せるので、1日の装着時間を正しく守ることが必須です。

取り外しは飲食時と歯磨きの時のみに徹底し、それ以外は常時装着しておかなければ予定通りに矯正が進まないでしょう。

また、マウスピースを装着したまま飲食をすると汚れてしまうので食事の際は取り外す必要があります。

外食時などは少し手間に感じるかもしれませんね。

そして、歯並びの状態が悪く凸凹が大きいとインビザラインでの矯正が難しい場合があります。

こちらは医師の判断によりますので、まずは歯医者で相談してみましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという装置を固定し、そこにワイヤーを通して歯を動かします。

こちらは昔から取り入れられているメジャーな矯正方法です。

ワイヤー矯正の3つのメリット

  • 治療実績が豊富
  • 他の矯正方法と比べると比較的安い
  • あらゆる歯並びに対応できる

メジャーな矯正方法であり、歯並びがかなり悪い状態でも矯正できることが大きなメリットです。

費用も他の矯正方法に比べると安く収まることが多いでしょう。

ワイヤー矯正の4つのデメリット

  • 自分で取り外しはできないので装置に汚れが付着しやすい
  • 歯の表面に装着するため口内の違和感が大きい
  • 見た目から矯正をしていることが分かりやすい
  • 食べ物が装置に詰まったりする

ワイヤー矯正をおこなうにあたって、一番の懸念点が見た目です。

白い歯に金属製の装置を装着することになるので、矯正をしていることが分かりやすいでしょう。

ただ、歯医者によってはセラミックやプラスチック素材の白または透明のブラケットにホワイトワイヤーを選択することも可能です。

それから、装置は自分で外すことは不可能なので1日中装着した状態で過ごします。

食べ物が詰まりやすいため、歯磨きを怠ると虫歯になってしまうこともあるので注意が必要です。

裏側矯正

歯の裏側にブラケットを装着してそこにワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。

裏側矯正の3つのメリット

・見た目からは矯正していることが全く分からない

・出っ歯の原因となる舌癖を改善する効果が期待できる

・虫歯になりやすい歯の表側を清潔に保てる

矯正をしていることをバレたくないという人には裏側矯正がおすすめです。

しっかりとワイヤーで矯正ができるのに、装置をつけていることが分からないので、矯正中の見た目を気にするストレスがかかりません。

それに、出っ歯の原因となる舌が前歯の裏に当たる舌癖の改善も期待できます。

舌があたる部分には装置があるので、本来あるべき舌の正しい位置を覚えることができるでしょう。

また、歯の裏側は表側に比べると細菌に強いため、装置がついているせいで虫歯になるというリスクは少なめです。

裏側矯正の3つのデメリット

  • 発音に影響が出る
  • 費用が高い
  • 難しい治療のため技術が求められる

歯の裏側に装置がついていることで、舌の動きが制限されて活舌に影響が出て喋りにくくなります。

慣れるまでは違和感を感じるかもしれませんね。

それから、裏側に装置を取り付けて治療するため手間と時間がかかります。

そのため費用は約120万円~150万円と高額です。

さらに歯の裏側は凹凸も大きくブラケットの装着場所が狭いので、医師の技術が求められます。

裏側矯正の治療実績が豊富な歯医者を事前にリサーチしておきましょう。

出っ歯の矯正の注意点

続いては、出っ歯を矯正する際の注意点をご紹介します。

気を付けておかないと、せっかく歯並びがキレイになってもまた元の歯並びに戻ってしまうなんてことも。

矯正する前にぜひ知っておきましょう。

後戻りを防ぐメンテナンスをする

歯に力を加えてキレイな歯並びへ動かした後、装置を外すと歯は元の位置に戻ろうと「後戻り」をします。

これを防ぐために、どんな矯正方法でも装置を外した後はリテーナーという装置を使って「保定」をおこないます。

保定は取り外せるマウスピースや前歯の裏にワイヤーを固定しておく方法が用いられることが多いです。

この保定は、矯正にかかった期間と同じくらいおこなう必要があり、最初は飲食と歯磨き時以外は常時装着します。

次第に半日、寝るときだけなど装着時間は徐々に減っていきますが、この保定期間を守らないと元の歯並びに戻ってしまうので注意が必要です。

せっかく時間をかけてキレイな歯並びにしたのに、後戻りをしてしまったらもったいないですよね。

矯正装置が外れると気が緩んでしまいますが、保定を最後までしっかりとやりきることで矯正が完了となります。

出っ歯になる行為を行わない

矯正後でも舌癖が治っていないとまた同じように出っ歯に戻ってしまう恐れがあります。

  • 舌で前歯を押している
  • 口を閉じないで口呼吸している

これらを改善するには、舌の正しい位置を覚えるトレーニングと口周りの筋肉を鍛える必要があります。

矯正後に医師から指導がある場合もありますが、慣れないうちは意識する必要があるでしょう。

出っ歯の矯正に関するよくある質問

出っ歯を矯正したいと考えている人が疑問に思うことを調査しました。

回答と併せてご紹介していきます。

出っ歯を自力で押して治る?

自力で押し続けることで歯に力は加わりますが、無理な力がかかることで余計に歯並びが悪くなる可能性もあります。

基本的に歯はスペースがなければキレイに動かせないので、自力で治そうとするのはおすすめできません。

出っ歯の矯正で安いのはどれ?

一般的にはワイヤー矯正が最も安くできる矯正方法です。

ただ、出っ歯の程度によっては、どの矯正方法でも金額に大差がない場合や、インビザラインや裏側矯正でもそこまで高額にならない可能性もあります。

また、同じ矯正方法でも歯医者によって値段設定が異なるので、事前にリサーチしておくと良いでしょう。

出っ歯になる原因は?

出っ歯になる原因はいくつかあります。

  • 小さい頃の指しゃぶり期間が長かった
  • 舌で前歯を押す癖がある
  • 上下の顎のバランスが悪い
  • 元から前歯が大きい

顎のバランスや前歯の大きさは骨格の問題が理由です。

指しゃぶりは3歳頃までに癖がなくなることが望ましいと言われています。

舌癖も幼少の頃に身につくことが多いので、成長と共に自然と歯並びに影響がでてきてしまうのです。

大人の出っ歯の矯正期間は?

平均的には約1年~3年と幅があり、重症度によって矯正期間は前後します。

どの矯正方法を選ぶかによっても変わってくるので、医師に相談してみると良いでしょう。

出っ歯の矯正費用の平均は?

費用は約100万円前後が多いですが、矯正方法や歯医者によって価格は異なります。

歯の矯正は保険が適用されず自費診療となりますので、高額になるでしょう。

歯並びの状態にもよるので、医師に相談してみる必要があります。

出っ歯の矯正まとめ

まとめ
  • 歯並びの悪化につながるので出っ歯を自力で治すのはおすすめしない
  • 出っ歯が治ると口内環境の健康を保つことができて、顔の印象も良くなる
  • 矯正期間や費用は出っ歯の程度や矯正方法によって異なる
  • 事前にリサーチをして、自分が納得できる矯正をおこなってくれる歯医者を選ぶと良い

今回は、出っ歯の矯正について解説しました。

矯正方法によってメリット、デメリットもありますし、費用や期間も様々です。

信頼できる医師に治療をしてもらうことが大切なので、矯正を考えている人はしっかりとリサーチしてから歯医者を選ぶことをおすすめします。

あなたが希望する矯正方法に対して充分な実績があることが望ましいです。

出っ歯が治ると口元に自信がもてるようになり、表情も明るくなります。

歯並びの改善はメリットだらけですので、あなたも出っ歯を治して素敵な歯並びを手に入れましょう。

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